周囲の人に支えられて
Staff Interview

現場の作業と見学から
出身は工業高校です。授業の中で道路舗装に興味を持って、この会社に就職しました。
入社してすぐは右も左もわからない状態でしたが、先輩方と一緒にいろんな現場を見学させてもらい、実際に現場作業を行ないながら、全体の流れを覚えました。初めて担当したのは、駐車場の舗装工事。数日で完了する規模の小さい工事から任され、できることを増やしていきながら、徐々に公道の舗装など1カ月ほどかかる大規模な工事も担当できるようになりました。
やりがいと責任
現場施工管理者の仕事は、工事の依頼主に目的や要望などを細かく聞き取り、専門家としての提案を行う、打ち合わせからスタートします。その後、施工計画書を作成して全体のスケジュールや社内の予算組み、社内外の人員確保、材料発注やトラックの手配など、あらゆる現場の段取りを行います。工事が始まれば現場に出向き、工程・品質・安全などの視点で全体を見ながら、工事の実作業も行います。工事のほぼ全てに関わるので、責任もやりがいも大きい仕事です。自分が関わった工事が無事に終わった時は、言葉では言い表せないほどの達成感を感じます。
大切にしていること
入念に準備をしていても計画どおりに進まなかったり、現場と図面が合わなかったり、困難に直面することもあります。さらに現場では会社も職種も年齢も異なる、複数の人たちと同じ目標に向かって進んでいかなくてはなりません。
そんな場面で大事なのが、現場に関わる人たちとの連携です。現場施工管理者として、伝えたいことを誤解なく伝えられるよう、写真や図を活用して「より伝わる」コミュニケーションを心掛けています。
先輩方に支えられて
どうしたらいいかと迷う時には、早めに現場の方や先輩に相談するようにしています。特に社内には頼れる先輩が多く、お互いにいつでも相談し、教え合える雰囲気があるのがありがたいですね。
実は最近、プライベートでは父になったばかりなんです。初めての育児に戸惑いもありますが、会社の皆さんに祝福していただき、育児経験者の先輩方のご理解とサポートのおかげで、仕事との両立もうまくいっています。子どもがもう少し大きくなったら、自分が舗装に関わった道路を一緒に歩いたり、「パパが作った道だよ」と自慢したりするのが楽しみですね。
これから目指す姿
いつでも感謝を忘れず、仕事で関わる皆さんに「一緒に仕事してよかった」と思われるような、信頼される人間でありたいと思います。
そして、現場施工管理者としては必須の能力ではないのですが、社内の先輩のようによりよい仕事を目指して、土木工事のあらゆる実作業を一通り自分でもやれる「何でもできる施工管理者」になるのが、今の一番の目標です。